本日の酒は「龍力 特別純米生酛仕込み」です!
こちら、兵庫県の本田商店さんで製造されている酒になります!
名前「龍の力」ですよ。明らかにカッコいいですよね!
当然名前がカッコ良すぎて気になって買いました 笑
絶対名前の由来気になりますよね?
調べましたよ、早速話してあげましょう! 笑
なぜ「龍力」という名前になったのか。
名前の由来は真言宗の始祖「龍樹菩薩」にあるということです。龍樹菩薩は厳しい修行の末、神通力を会得し、齢数百に及んだと言い伝えられています。
「“百薬の長”となるような、いい酒を作りたい」という願いを持たれていた本田商店の初代さんは、この言い伝えから、龍樹菩薩の力を頂いて酒を造ればきっと百薬の長である良いお酒が生まれるに違いないと思い、その龍の文字をとり、地元龍野の龍ともあわせ、「龍力」と命名されたということです。
カッコいいから、という理由ではないんです 笑
ちなみに、龍力は「米の酒は米の味」という姿勢の元、酒米に非常にこだわって作られているそうです。
酒米の王様と呼ばれる山田錦の中でも特A地区と呼ばれる地区で生産されたものが使用されており、この米から作られる酒は、雑味が少なく、味、香り共にふくよかで農醇な、バランスの良い酒になるといわれています。
味の追求のために酒の原材料となる米を厳選し、その背景には、人々が健康になるようにという願いがあるということですね。
強い信念で酒と向き合われている本田商店さんこそ、本物の龍かもしれません。
本田商店さんの信念と、こだわり抜かれた酒米で作られた酒。
どんな味がするのか、そろそろ味の感想を書いていきます!
では、味の感想、まずは香り。
例えが難しいですが、鼻を突くような香りがします。
香りの感じは本当に、他に形容し難い日本酒らしい香りかと思います。
口当たりはやや刺激がありますが、淡麗さと重厚さの中間という感じです。
味はというと、強いて言えば苦さと酸味を感じますが、そんなに強いとは思いません。甘さに関しては全くと言っていい程自分は感じないです。
そして、旨いです。。
甘さ、苦さ、酸味などの味覚の主張が強くないからなのか、日本酒の旨味が際立っている感じがします。
味を数値化すると、
甘さ: 0、辛さ: 2、苦さ: 3、酸味: 1
といった感じかと思います!
旨味が強い感じがするので、料理の味に酒の味が負けることはないと思います。なので、濃い料理と合わせても、料理の味と酒の味の両方を楽しめると思います。
個人的には、肉じゃが、牛すじ煮込み、肉どうふ、煮物、魚の塩焼き、煮付け、照り焼き、豚の生姜焼きのような和食の定食とかに出てきそうな料理と合わせるのが好きかなと思います。
良かったら参考にしてみてください!
最近(悪魔から)龍になった私だから分かります。この酒からは龍の力を感じます。