入口お店紹介馬肉バル 新三よし

馬肉バル 新三よし

お店紹介
長野
馬肉
馬肉バル_新三よし

信州・北陸放浪開拓の旅の記事2つ目。今回はお店紹介になります。

紹介するのは、長野県松本市にある「馬肉バル 新三よし」さんになります!

馬肉料理を主としたお店です。

長野県といえば日本有数の馬の名産地。その長野県に馬肉文化が根付いたと言われる明治時代に創業された、まさに長野県の馬肉文化と共に今日まで歩んできた歴史あるお店です。

新三よしさんの創業は明治32年。初代伊藤領之助氏が、松本市の馬肉文化の走りとして「味よし、酒よし、気分よし。」の3つの想いを込めて、「料亭 三吉」を創業したことに端を発します。

それから時は流れ、創業100年の節目となる平成11年に松本市にて、馬肉居酒屋「新三よし」として改名され、現在に至るということです。

松本市を訪れる観光客の皆さんを魅了し続ける、遠い昔から練磨され続けた新三よしさんの馬肉料理。

どんなメニューがあるのかというと、

豊富な馬肉料理に加え、酒肴、その他信州の名物料理が並びます。


さくら刺は提供部位の説明もありました。

普段あまりお目にかかれないような部位が並んでいますね。ちなみにこれら以外にも提供される部位はあります。


日本酒のメニューはというと、

信州、松本市の地酒が豊富に取り揃えられています!


とにかく馬肉を頂きたかったので、料理は馬肉から注文。

定番であり、それでいて希少部位もいただけるさくら刺三種盛。それから何気に食べたことがなかった馬肉のしゃぶしゃぶを選択。

日本酒の一発目は松本市の地酒、大信州の、この季節に合わせて秋の純米吟醸を頂きました。


まずはお通しが到着。

今思うと最初のこのごぼうのきんぴらのお通しはナイス食物繊維でした。


お通し5口目くらいで日本酒も到着。

純米吟醸らしく、華やかでフルーティー。お通しとも合います。


そしてお待ちかね。馬肉料理が到着。

まずは、さくら刺がきました。

写真を見て「何これ ?」と思った方もいらっしゃるかと思います。僕も思いました 笑

説明すると、まず左から “赤身”、真ん中が “霜降り”、一番右の黄色いものが “たてがみ” です。

たてがみを食べるのは初めてでした。寿司のえんがわのように噛みごたえがあり、コリコリしていて脂がのっている感じでした。

霜降りはとろけるような食感。赤身はフィレステーキのように、タンパクで柔らかく、胃もたれしなさそうな食べやすい感じでした。


さくら刺に舌鼓を打っていると、

馬肉しゃぶしゃぶも到着。

いや、喰えんて…!

あまりの量の多さにびっくりしました。。

見てくださいこの馬肉の量。

一応言っておきますが、これで一人前です。店員さんに聞いたのですが、3〜4人のお客様でも一人前を注文されることがあるそうです。

サービス良すぎと思いましたね。思わず店員さんに、「店長さんにそんな無理してサービス上げないで大丈夫ですよってお伝えください」と言ってしまいました 笑

しかし、出されたものは全て食べるが心情ですので腹をくくります。

はじめての馬肉のしゃぶしゃぶ一口目。

旨っ!!(馬だけに)

肉肉しくて、どこか野生的。そして柔らかい。

人間は肉食動物なんだと自覚させられるような感じです。噛んだ瞬間に人間が失ってしまった野生を思い出す感じでした。

馬肉はなんとなく、筋トレの後とかにも良さそうな気がする肉ですね。

脂肪も少ないですし、タンパクなので筋トレの後の栄養価として最高な気がします。それでいて皆が求めるであろう肉の食感の理想である柔らかさもあるので、美味しく栄養を摂取できると思います!

美味しく楽しく食べ進めていたのですが、やはり量が多くて一人で食べきれなかったので、隣に座られていた観光で来られていたご夫婦と後ろに座っていたファミリーにお裾分けして、食べるのを手伝って頂きました。

もちろん、ついでに酒盛りもお付き合い頂きました 笑

さらに酒を追加で、夜明け前生一本(よあけまえきいっぽん)、以酒養真(さけをもってしんをやしなう)を注文しました。


みんなで頑張ってなんとかしゃぶしゃぶがなくなってきましたが、豆腐と雑炊は食べたいと思いましたので追加注文。

まずは豆腐が到着。

やからデカイって…!

しゃぶしゃぶ屋さんで今まで豆腐を注文した経験上、4切れくらいと思ってたらまさかの一丁分くらいきました。。

豆腐が来た頃にはご夫婦、ファミリー共に、もう帰られていたので一人で戦うしかなくなってしまいました(T^T)

しかし、さすがは豆腐。見てるとその量の多さでしんどくなりますが、食べてみると味が優しくて、ほぼ噛まなくても良いので、満腹中枢が刺激されず、スルスル食べれました。

豆腐のポテンシャルに救われましたね。


豆腐を食べ切ったところで、最後の〆の雑炊。

せっかくなので最後に酒も追加。”アルプス正宗 純米吟醸” を雑炊のお供にしました。

ご存知の通り、雑炊はお腹がいっぱいでも流し込めます。

味は今まで味わったことがない馬の出汁が効いていて斬新でした。脂肪が少なく、肉の旨味がひたすらに強い感じで、美食のプロテインといった感じでした。


お腹も心もキャパを超えて満たされました。

名物の馬肉の超老舗なので、観光の一貫として行かれるのもいいと思います!

というわけで、以上、今回のお店紹介は「馬肉バル 新三よし」さんでした!

 新三よしさん、ありがとうございました!


↓ホットペッパーからご予約される方はこちらの画像をクリック

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sidsyd

旨い日本酒を探し求め、旅をする冒険家であり、日本酒の魅力を世界に広める伝道者。

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