入口日本酒白虎

白虎

日本酒
純米吟醸酒
静岡

本日の酒は「白虎」です!

静岡県の富士錦酒造さんで製造されている酒になります!

ラベルの裏面を見たところ、


一般的(正式?)な名称としては、「富士錦 純米吟醸」のようですね。

富士サファリパークに旅行に行った知人からのお土産で頂きました!

僕が日本酒好きなことをしっかり覚えてくれていて、本当に良い人と巡り会えたなと思いましたね! 笑

富士サファリパークでは白虎以外にも「赤獅子」、「黒豹」の日本酒のラベルがあるようです。富士サファリパークの旅行者の方の記事を拝見したのですが、富士サファリパークでは「白虎」、「赤獅子」、「黒豹」の三つを合わせて獣王酒と呼んでいるということです。

ちなみに、白虎はその中でも華やかで甘口めな酒のようです。

散々語っていますが、私 sidsyd 、甘口の酒が好物なので、白虎をくれたその知人は好みもしっかり合わせてくれたんですよね!

どこまでええ人やねんと思いました…

ホンマありがとう…!(T^T)


嬉し泣きしながらの、富士錦(白虎)の話。

富士錦の由来は、憲政の神様・尾崎行雄の言葉から。

明治7年に富士錦酒造(当時は清 酒造場)で産まれた清家の四男・清崟太郎は後に、国会議員となり、尾崎行雄と交流を持ちます。そして大正3年、崟太郎が尾崎行雄を実家である清 酒造場に招いた際、尾崎行雄は夕日を受けて錦色に輝く富士山に接して、「富士に錦なり」と発したそうです。

当時の清 酒造場が造る酒には銘柄を示す名前がなく、この尾崎行雄の言葉を借りて「富士錦」と命名したということです。

富士錦酒造の創業は、なんと元禄年間( 1688 ~ 1704 )で 300 年以上前。静岡県では最も歴史ある蔵元です。つまり、銘柄が示されたのは比較的後になってからということですね。

富士錦酒造の所在地である柚野は富士山のふもと。柚野は寒冷地で、酒造りにとっては好条件な場所だということです。

富士錦酒造では、富士山によって創られたその環境で、また富士山の湧水を使用し、原料となる米作りも行われています。そしてその米を使い、仕込み水にも富士山の涌き水を使用し、300 年という長い年月で培われた伝統的な技によって酒を醸されているということです。

まさに、日本を代表する山・富士山と共に歩んできた歴史と富士山の恩恵が詰まった酒を造られているということですね!


富士山の恩恵が詰まってると聞いてワクワクしない人間なんていないでしょ?


もう気になってしょうがないと思いますので、


そろそろ味の感想入ります! 笑


さて、では味の感想です、まずは香り。

思ったより香りは強くはありません。鼻を近づけてもほとんど香りを感じません。

華やかなとか、発酵された香りとか、タイプの判別も難しいです。ただ、なんとなく熟成というか発酵されたような、甘い香りがします。

口当たりは刺激は少なく、淡麗さと濃厚さが釣り合うくらいの中口な感じです。

味はというと、甘さ、酸味、苦さのバランスが良い感じで、しかも全部が順に主張してくる感じです。

口に入れた瞬間甘い感じがしたと思えば、次は酸味がきて、後味に苦旨さが残る感じです。

また、いわゆる旨味が強いのか、味が口に結構残ります。

味を数値で表すと、

甘さ: 3、辛さ: 2、苦さ: 2、酸味: 3

といった感じ!


味が数値的にも、感覚的にも、バランスが良いので、特定の味覚が尖ってない分、多くの人が色んな料理に合わせやすいと感じやすいと思います。また、味が濃厚な方なので、濃いめの料理と合わせても味が負ける感じはしないと思います。

なので、かなり多くの料理に合わせやすいと思います。

少しこってり目のすき焼きや、肉料理。また定食、煮付け、角煮、肉じゃがといったメニューにも合うと思います。

強いて言えば、魚料理より肉料理の方がやや合わせやすい料理が多そうな印象ですね。

肉食の白虎には肉料理が合うということでしょうか。

ちなみに sidsyd は動物占い虎なんですが、それも考慮して白虎を買っていたとすれば知人半端ないですね 笑

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自己紹介

sidsyd

旨い日本酒を探し求め、旅をする冒険家であり、日本酒の魅力を世界に広める伝道者。

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