本日紹介するのは「花陽浴 純米大吟醸 無濾過生原酒」です。
南陽醸造さん(埼玉)で製造されている酒になります。
こちら、私のお気に入りランキングにも入っている酒です!
名前が芸術的な感じがしますよね 笑
どんな酒かと言うと、あくまで主観ですが、甘さと辛さのバランスが良い、甘口と辛口の良いとこどりをしたような印象の酒かと思います。
今では辛口の酒も飲めるようになった私ですが、思えば花浴陽を飲んでから少しずつ辛い酒を飲めるようになっていった気がします。
そう言った意味で言うと、私にとって、辛口の酒へ導いてくれた登竜門の酒とも言えるかもしれませんね。
そんな、私が辛口の日本酒への道を開眼した始まりの酒、「花陽浴(はなあび) 純米大吟醸 無濾過生原酒」を本日は紹介していきます!
さて、紹介の前に一言。
辛口の酒への登竜門と述べましたが、まず、この酒は辛口の酒ではないと思います。
あくまで、辛さが強いだけで、甘口の酒に部類されるほどの甘さも持っています。
くれぐれも、辛口の酒と思って購入されたりしないようにご注意ください。(誤解を生みそうな表現をして申し訳ございません)
では、味の分析に入ります!
まず香り。
香りは特に、華やかとかフルーティといった感じではないと思います。強さも普通かなと思います。
口当たりはというと、ツーンとするやや刺激的な感覚を感じます。
円やかという感じではないですね。
そして味。
口に含むと強い甘さと辛さが、口の中で戦う感じです。
甘さと辛さという相反する味覚が、お互い一歩も引かない戦いを繰り広げ、最後は口にキレのある味を残してくれます。
例えるなら、どげついことしか言わないボケとキレキレのツッコミのお笑いコンビの漫才。
どげついボケの連打を、キレキレのツッコミが迎え撃ち続け、最後は一番強烈なツッコミで締め括られる。
口の中がM-1グランプリになるような酒です(言い過ぎかもしれません)
味を分析すると、
辛さ: 3、酸味: 2、甘さ: 4、苦さ: 5
といった感じかと思います!
相反する味覚である甘さと苦さ、それから辛さが少しある感じなので、料理と合わせると、料理の味を彩ってくれる気がします。
正直合う料理はこれと言って思いつかないです。ただ、個人的にはタンパクな肉料理とか、焼き魚、煮魚系の料理と相性が良さそうかなと思います。
良かったら参考にしてみてください!
一言で言うと、「花のような甘さと、太陽のような刺激」を感じる酒ですかね。