久保田シリーズ第三弾。
本日紹介するのは「久保田 萬寿」になります!
他の久保田シリーズと同じく、新潟の朝日酒造さんで製造されている酒です。
久保田シリーズの最高峰として、よく紹介される純米大吟醸の高価な酒です!
私も年末など、特別な日にだけ、飲んでいました。
また、これは余談ですが、私が尊敬する「るろうに剣心」のキャラクターの比古清十郎が、「久保田 萬寿」がモデルと思われる酒を飲んでいます!
やはり、今回飲んだ時も、比古清十郎ぶって、カッコつけて飲んでましたね 笑
比古清十郎の名言、
このセリフを飲みながら何度も口にしていました 笑
比古清十郎の影響もあり、「久保田 萬寿」は私が酒の美学を初めて感じた酒かもしれません。
特別な日にしか飲めなかった酒であり、尊敬する漫画のキャラクターが愛飲している酒の(おそらく)モデルとなった酒であり、初めて酒の美学を感じた酒。
恐れ多いですが、本日は私に計り知れないほど影響を与えた酒の味の感想を書いていきます!
では、味の感想、まず香り。
華やかな香りが穏やかに嗅覚を刺激してきます。
香りの強さも強いです。
華やかさ、強さ共に、久保田千寿シリーズより強いです。
口当たりは前回紹介した千寿シリーズと同じく、軽快で、どことなく品がある感じです。
口当たりは軽く、後味はかなりキレがあります。
そして味。
口に含むと華やかな香りが更に強く感じます。
しかし、苦味のような味が強く、甘くはありません。
そして、旨味がよく分からない私でも、これが旨味かと感じとれます。
軽い口当たりからは想像もつかないほど、味にインパクトがあります。
その分、苦味のようは味も目立つので、苦味が苦手な方は萬寿より千寿シリーズの方が口に合うかもしれません。
千寿シリーズと同じく、口がしぼむ感じ、刺激はあまりないので酸味はそれほど強くないのかと思います。
味を数値で表すと、
辛さ: 2、酸味: 1、甘さ: 2、苦さ: 7
のような感じかと思います!
改めて飲んでみると、香り華やか、味苦旨なので、香りと味のギャップがあると思いましたし、しかもそのギャップかなり大きい酒だなと思いました。
淡麗・スッキリ、香り華やか、味苦旨、なので、料理と合わせるのであれば、個人的には脂っこい料理や、味の濃い料理より、サッパリしている料理の方が合わせやすいのかなと思っています。
例えば肉料理であれば、牛や豚より、鶏肉を使った料理が合いそうな気がします。
また、焼き魚や煮付け、漬物、野菜の焚き物、カルパッチョや米料理(炊き込みご飯、パエリア)なんかにも合いそうな気がします。
あくまで私個人的なイメージで話ますが、今挙げた料理であれば、後味がサッパリしているので、淡麗な久保田萬寿の味への介入が少ないと思いますし、逆に久保田萬寿の料理への味の介入も少ない気がしますので、料理、酒両方の味を楽しみやすいのかなと思います。また、例に挙げた料理は久保田萬寿の華やかな香りに風味が引き立てられやすい料理かなとも思います。
例に挙げた料理の共通点を言うと、「料理自体にハーブ、果物などの華やかなものが使われる場合が多い」、「どちらかと言うとサッパリしている」になるかなと思いますので、他にもこれに該当しそうな料理であれば合うかと思います!
良かったら参考にしてみてください。
今回はとても感慨深かったです 笑